震災の日、、、③
「なにやってんの?」
鍵がないから、、入れない、、
???と👦が言う
母 長男 👦 は ちゃんと夕方に揃い家にいたが
👦が下に友達がいるらしく 鍵を持たずに友達と少し出たらしい
こんな時だからと、、、👦もすぐに家に戻ったが 鍵がかかり、中に入れないとのことだった
母の車がないから出かけてしまったらしい
可愛そうに、、
寒かったでしょうに
家の中に入ると長男もいない
真っ暗な中、置き手紙でもあるかな
と、、、探してみたがない
どうした?
どこに行った?
母の勤めている施設で だれか急病人でも でたのかな?
何かあって 男手でも必要になり長男を連れて行ったのかな?
いずれにせよ
部屋の中は寒すぎる!
暖房機も使えず
余震で半端なく揺れるし
怖いから 車に行こうと、、、👦を誘った
車なら暖房もつくし、ラジオも聞ける
私らが昼間に公園に避難したり
停電の店でなにもせず余震の度に騒いでいた頃
津波が来ていたという事実がわかった
でも ラジオからでは想像はできない
そもそも 津波をみたことがないから、、
壊滅と何度も聞こえてきたが
それも 想像がつかない
余震に気をつけてください
火事に気をつけてください
この二つだけが今の私にできる事だった
車の中で昼間の学校の様子を聞いてみた
女子は泣き出し
皆で上履きのまま校庭に避難したと
さすがに👦もびびったと 話してくれた
真っ暗な世界の夜空は満天の星が見えた
ここも こんなに星が見えたんだねーと
二人で星を見ていたら
帰ってきた
母と長男が
駐車場に入ってきた!
💢💢💨怒りMAXの私は
「何処に行ってたの!!置手紙もなにも残さないで!
こんな時だからこそ、なんかしら残し行かないとだめでしょ💢💢💢💢」
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