もう離さない いつまでも一緒

生きてるのも 生き抜くのも
この先ずっと この思いをしながら
生きなくてはいけないなんて
ここなら、少しは本音をいえるかな?
言ってもいいかな?

震災の日、、、②

ようやく帰っていいと言われ


信号機もつかない


街中 ネオンもない


真っ暗闇な中


車のテイルランプだけが赤く

道なりに光っていたのは覚えてる


渋滞していた


車のラジオで初めて凄い事になっていると知った


津波 死者 余震の恐れ


繰返し 繰返し流れていた


兎に角 早く家に帰りたい


みんな、いるのか

確かめたかった


その頃なんと、私の仲のいい

支店のスタッフは

オーナーに

今宵の宿を探せと言われ

あちこちのホテルに連絡をしていたらしい(なかなか家に帰れなかったと、、、)

オーナーの家も停電だから暖かい場所を確保したかったみたい



そのスタッフだって 家に

じいちゃんばあちゃん 子供達が待っているのに、、、


どこもみんな、停電だよ、、、

隣の市は停電でないところもあたらしいが、、、

(結局ホテルは取れなかったらしい)



私が実家のマンションにつくと

👦が 非常階段の処にいた


真っ暗な明りもないマンションは不気味だった


なんであんな所にいるのか?

街を眺めていたのか?


とりあえず、エレベーターは使えないから、階段で昇って行った