一万円を返しにきた時に

お小言をいってしまった

謎の彼女のこともついでにいってしまった

一緒にすんでいて そんなに足りないなんて！

たった五分もない会話！

ママに借りてるお金だってちゃんと返さなくてはダメだからね

やってけないなら 家に戻りな！

車の保険も自分で払うようにしないと！ダメだよ！

と！お金のことしかいってない私

ないものはないんだよ💢

ポッケから 二千円くらいだして

もうこれしかないんだよ

じゃ、これ持っていけばいいだろ～💢💢

給料貰って三日目くらいに一万円を返しに来て

（それしかのこらないの？

貰う気なんて さらさらないけど

何につかってるのだか！？

なんで お金のない生活になってるのか？ なにも息子は、話してくれないからわからない）

そんな感じで息子は、車のドアをバタン！

って閉めて

バイバイもせずにいってしまった。

私もいつもなら 車が見えなくなるまで 見送るのだが、途中で向きなおして 見送るのを辞めてしまった、、

最後まで、みていればよかった

その夜に

👦に、メールした

「ごめんね

彼女のこと言って

誰だかわからないから心配なんだょ」

って

普段なら しない

でも、この日は、別れ際が嫌な感じだったから

胸騒ぎだったのかな？

メールをした。

返事はなかった・・・・

でも

このメールはみていたと 思う

確かに

顔が小さくなっていた

この時期は暑いから

外仕事は痩せる

昼飯も食えないと

よくいう

だから

嫌でも痩せる

私もそう思っていた

違ったんだよね

成人式からまだ

三ヶ月

痩せていた

元々ガッチリタイプだから

シャープになりいい感じになっていたけど

ちがったんだよね

たくさん 考え混んでいたんだよね

気づいてやれずにごめんね

私と会った

その

数日後

👦は

彼女の家をあとにした

私たち

家族が

いなくなったと知らされたのは

また、それからひがたってから

そのときはもう

自分の道にいってしまっていたなんて

そんなことも知らないから

私は「何かあったら 帰っておいで」のメールをしている

まさか いなくなってるとは

考えてもいなかった

まだまだ、親なんて！

と思う年頃

親より

友達、彼女の

年頃

そのうちに、段々家族の事も視野に入るだろう

みんな、その辺りのレールは一緒だから

でも、正す道を教えるのはわたし

嫌われようが

うざがられようが

言えるのはわたし

肝心な 所が見えていなかった

なにもわかっていなかった

一番 大切な部分をみてやれなかった

「何かあったら帰っておいで」の

メールを見たか

どうかは

わからない

こんなやり取りが

最後だなんて

これが

私と👦の、最後のやり取り

いつもなら

このあと また、普通に会話してるはず

でも

もう

ない

👦が見つかったのは

彼女宅を出て だいぶたってから

変わり果てた姿で

時を戻して欲しい

全てが夢から覚めて欲しい

いつものように

やっと連絡きたよー

って 言いたい

なにやってんのよ？

選ぶ道

違うじゃない。